なぎたその音楽と戯言

音を楽しむ、言で戯れる

虫の知らせ

 

 

 

四季を 越えた夜を 繰り返して

週末を待てない 日々を過ごしている

代わってあげたい ニュースが流れている

珈琲を口に含み 玄関から飛び出した

 

行ってみたいな 嗚呼 行きたい

空いてるよ 私は いつでも 空いている

予定を立てて さあ 行こう 駆け出して

 

遅延証片手に 喧騒感に 遮られた

この街並みに 飽き飽き 過ごしている

「幸せについて」 そんな音楽が 流れている

嗚呼 だから 嗚呼 嗚呼

 

言ってみたいな 嗚呼 言いたい

泣いてるよ 私は いつでも 泣いている

計画を立てて さあ 言おう 曝け出して

 

久しぶり 元気にしてた?

ううん、何となく。話し掛けてみた。

今 何してるの? そうなんだ。

また、会おうね。またね、ありがとう。

 

いってみたいな 嗚呼 いきたい

悔いてるよ 私は いつでも 悔いている

希望を立てて さあ いこう 虫を飛ばして

 

今 貴方に 虫の知らせを送りました