なぎたその音楽と戯言

音を楽しむ、言で戯れる

東京

 

 

 

泣き疲れた 僕の目には

微かに見える 虹の街角

待ってる 朝の綺麗さを

貴方に 見せてみたかった

 

思い出なんて 絆ぐはずもなく

相対 会いたい なんて もう

意味も 何も 消えてしまったのに

全てを 諦めてしまった

 

行ってしまった この気持ちも

無くした 物たちも

昨日も 後悔したかったのです

 

月に 願わくば

申し訳ない 人間に

恥に 夜 深くて

残したい 君に

東京は 泡沫

 

泣き付かれた 僕の芽には

幽かに診える 2時の待ち角

舞ってる 麻の奇麗さを

彼方に 魅せてみたかった

 

重い手なんて 繋ぐはずもなく

あ、痛い 靉靆 なんて もう

忌も 那も 帰依てしまったのに

術てを 明らめてしまった

 

逝ってしまった 子の気も血も

亡くした 者たちも

機能も 公開したかったのです

 

次に 根側くば

申し分けない 人間に

端に 拠る 俯角て

遺したい 君に

東京は 詩片

 

言ってしまった 此の喜も智も

失くした モノたちも

帰納も 更改したかったのです

 

継ぎに 希くば

申し訳ない 任限に

ハジに 依る 不覚て

遺したい 気味に

東京は 泡沫