曖昧を探り
邂逅を願う
閲歴を偽り
香水を洗う
成り済まして 耳澄ませば
音が聞こえる 微かな雑音
全く来ない電車 来れないと電話
点いてないな 暗い部屋
月の誘惑に負けて 靴を履いた
幸せの意味を 空に尋ねる
今のまま 愛のまま
こうして更けていくんだろう
nostalgic の magic で
紫蘇の葉が ゆらゆら
夜が 時間を 染めていく
哀愁を纏い
相槌を請う
秋冬を侘び
香草を逃す
消えた恋に 模した感情を
水が落ちてる 確かな齟齬
電球とゆらゆら 電池は残り18%
着いてしまった 夜の公園
雲の片隅に隠れた 月を救った
幸せの意味を 空に尋ねる
今のまま 愛のまま
こうして老けていくんだろう
nostalgic の magic で
紫蘇の葉が ゆらゆら
夜が 一人を 染めていく
幸せの意味を 個々に束ねる
今のまま 雲のなか
どうして欠けていくんだろう
nostalgic の magic で
紫蘇の葉が ゆらゆら
夜が 過去を 流していく
nostalgic の magic で
紫蘇の葉が ゆらゆら
街が 夜を 枯らしていく
風が 夜を 吹かしていく