なぎたその音楽と戯言

音を楽しむ、言で戯れる

 

 

 

虜になった

鱗のようだ

魚で泳ぐ

こちらに来ない

 

大海を知るか

まだ見ぬ世界へ

安堵に溢れた

狂わしき日々に

 

目より先に光っている

何千枚 何万枚と

輝くそれらは シーグラス

目に見えて光っている

 

虜になった

鱗のようだ

逆撫で仰ぐ

行動で示すか

 

大概を知るか

まだ来ぬ世界へ

&2擁した

狂わしき機微に

 

目より先に光っている

何千枚 何万枚と

輝くそれらは ユンスル

目に見えて光っている

 

龍が発つ 星屑を落としながら

揺れて切れる 糸屑のように

なみだの言葉たちが

紙に書いた 決意とともに

 

そばにいて

ずっとこのままでいて

悲しいことより

苦しいことを選ぶから

 

直ちに 書くから

 

 

 

外れ前

 

 

 

例えば、今朝外れたボタンを机に置いてみてさ。

付いた染みとの距離を測って遠のくの差。

例えば、この点を外れ値として考えるとしてさ、

点と点の間に線を引いて、真っ直ぐに引くの去。

 

すると、どうだ陣地があるかのような戦争を繰り広げる。

奪い合い、殴り合い、いつか重なり合って、

折り合いもその線も同じく平等の関係に、

僕らお前らの点は線に左右されていく。

 

太陽の色は赤色だ、海の色は青色だ。当然。

本当か?誰が見た?何処から見たんだ?

神は物を創ったが人は色を作った。この目で。

この心は、勝手に信仰に捧げて滅ぼして逝く。

 

風の色はなんだ?光の色はなんだ?同然。

周りに色を付けて、それ自体は透明だ。

塗らない色もあるんだよ。放置でもいい。

この輝く景色は無くてはならないものになる。

 

僕と君はどれくらい過ごせば

当たり前になるんだろうか?

10年か、5年か、1年か、

幾ら年月が過ぎても慣れない。

 

僕と君はどれくらい過ごせば

当たり前になるんだろうか?

1ヶ月か、1週間か、1日か、

幾ら月日が過ぎても慣れない。

 

僕と君はどれくらい過ごせば

当たり前になるんだろうか?

1時間か、30分か、1分か、

幾ら時間が過ぎても慣れない。

 

馴れないか?腐り合いか、戯れ愛か。

誰相手に偶然を必然と思えるだろうか。

革新に息継ぎは必要ない、そうだろう?

どうだろう。見た目に勘違いしたとしても。

 

振り返ってほしい相手にちゃんと愛を渡したか。

帰って来ないか、それでも前を見ているか。

知っているか。君が振り返るのを待つ者が居ることを。

そうやって前から前しか見つめていないのだ。

 

矢印は線になって丸になって地球を覆う。

たまに空を見上げると星が輝いて魅せる。

その星から見ると地球も星になってるんだ。

近くで見ると角張って棘に囲まれている。

 

四季も色彩も、似てる色即是空。

季語も記号も、似てる空即是色。

何言ってるか分からないか。

そういうもんだ。それが教えってもんだ。

 

バラードの詩しか書けないのかい?

音が無い世界だから反響も無い。

電線が消える今この瞬間を眺めていて。

その先には、きっと穏やかな海があるから。

 

散々言ってた、「終わりは始まり」って、

終わらせてるのは自分なんだよ。

そこに美学を感じている時点で始まっていない。

一種の逃げだ。一生追われない生活は楽しいか。

 

雲の中で遊び疲れた君も、

ダイヤを手に入れた君も、

浄罪を受け許された君も、

人生0点を取って、

正解の中に入る君も。

 

「住む世界が違うかったね」なんて

最後に言っていたけど、そんなことないよ。

出会えたことは間違いではなかった。

決して当たり前なんてことはないから。

 

奇跡だろう。この世は運命だろう。

成るようにしか成らないだろうから。

諦めて見える世界に色はあるか。

光はあるか、風は吹くか。

 

外れてしまった道を見返してみて。

きっとそこには人が居たから。

敵も味方も、つくられた自分を見つめて。

当たりになりたかったハズレも、ここにある。

 

今朝取れたボタンを繋いでみた。

丸いボタンは、不格好に斜めに向いていた。

丸いのに、そう見えたんだ。

明日よりも明後日だ。

「ありがとう。」で愛してくれて。

 

 

 

のりの気泡

 

 

 

ゆっくり昇るあれが見えるか

見えるも見えないもシュレディンガー

こちらを見ているとも気付かずに

そろそろ蓋を開けてみないと

 

恐る恐る開けてみる

想像より大きいか小さいか

賭けてもいいよこの命

居ないが居ることになるんだ!

 

ふわふわ浮く幽霊のように

昇るんだ 昇るんだ

のりの気泡のように

無を見ていて

空を眺める君が愛おしい

 

 

空気に浮かぶ文字が見えるか

読めるも読めないもエピグラフィ

言い伝えられた伝説とやらは

現在 都合良く改変される

 

陽だまりが時間が経って

そこが影になったとしても

温かい場所だったと言えるか

愛さえあれば!そうだ!

 

筒状の紙を燃やしたように

昇るんだ 昇るんだ

穴が空いたドーナツのように

無を見ていて

白の絵の具を使い切る

 

あの落ちる砂時計とは違い

昇る 風流に乗り 昇る

あの流れる紙風船とは違い

色もない 形もない

 

そう纏う 薄い膜の外側へ

泡が割れ 君が喜べば合図

残響だけがここに居た証明

広がる波紋に愛を伝えて

 

 

 

starling

 

 

 

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It can be mistaken for a star

 

still a heartbeat

moving naturally

a chain of miracles

 

fly in flocks

to do no harm

out of the way

so let me live

 

It can be mistaken for a star

 

still a breathin

moving naturally

a chain of miracles

 

fly in flocks

make you kind

giving you a hug

so let me live

 

like a starling

fly in flocks

I can't do anything by myself

That's just how it is

 

even if one is missing

can you find it

like back then

from that sky

 

 

 

、国

 

 

 

やさしい笑顔のあなたの悲しみ

包んであげるから、おいで

まだ残る体温がふたりを温める

してきたこと何も間違ってないよ

 

もっと早く言えばよかったね

気持ちを躊躇って後に積もるだけ

後悔じゃなく長いこれからの航海に

手を振る君の手、風を呼んでいる

 

あの夜、泣いて話してくれて

ありがとう、大好きだよ

おはようこんにちはこんばんは

掛けてくれて、ありがとう

さようならまたいつの日か

 

何気ない日常の糸が切れても

また結んでほつれてしまっても

残る輪っかも愛せるように

ダサくないよかわいいよ

 

いなくならないよ少しだけお別れ

先に行って来たとき案内してあげる

次の国では人生の先輩になるんだから

ちゃんと敬語で話してよね

 

あの世、泣いて撫でてくれて

ありがとう、大好きだよ

いってきますただいまおかえり

掛けてくれて、ありがとう

さようならまたいつの日か

 

少し遠くの、国へ

 

ゆらめく光になるんだから

悲しくないよ少しだけお別れ

ありがとう、さようなら

 

ありがとう、さようなら

今までありがとう

またいつの日か出会いましょう

次会うときはふたり笑顔で

 

 

 

dog tag

 

 

 

君が創った想像豊かな未来。

僕らの夢を一緒に乗り、越えて、

紙飛行機は先が潰れて重さが増した。

 

片割れを探す日々、心臓の半分を、

海に揺蕩う勘合は、俗に言う愛か。

 

dog tag 泣けるほどの愛か。

届いた虫の羽音でさえ、

煩わしく思っていてくれ。

錆びていった鎖を見て思う。

 

僕が造った周遊可能な機体。

君の夢と一緒に乗り込んで、

紙飛行機は先が潰れて重さが増した。

 

片割れを探すヒビ、心臓の半分を、

海に揺蕩う勘合は、賊に渡らせず。

 

dog tag 灼けるほどの愛だ。

届かぬ陽の光芒はまた、

君を照らすのだろうか。

無くなった薬を探し惑う。

 

恥も舵も風任せ。

オールもレールも、

僕には創れない理。

君に還るまで。

 

僕が君に着くのはいつだろう。

黙って帰宅は寂しいから、

君が好きな土産を買っておくよ。

喜んでくれる顔を思い浮かべて。

 

待たせたね、ただいま。

 

 

 

パン屋さん

 

 

 

風に吹かれて甘い匂いがする。

早起きした朝靄、肌に糸が触れる。

微かな音を頼りに、足を落とした。

 

世田谷、登り坂のその先。

白い袋を片手に持ちくだる坂。

人肌の温もりは心をも温め、

信号は運良く青に変わった。

 

「パンは昔、消しゴムの代わりだったんだよ。」

また豆知識言ってる。

「へ~」

なんて言ったけど、今も覚えてるよ。

 

僕はここが好きだ。

秋桜というパン屋さん。

ゆっくり並ぶ、山の形が、

儚げに見た夢と重なる。

 

風に吹かれて甘い匂いがする。

早起きして曇天、肌に糸が触れる。

幽かな人を追いかけ、キミは誰だ。

 

世田谷、登り坂のその先。

白い袋を片手に持ちくだる坂。

人肌の温もりは心をも温め、

遮断機は運良く上に上がった。

 

「パンの生地って毛細血管みたいだよね。」

また理系なこと言ってる。

「ほんとだ〜」

なんて流したけど、今も覚えてるよ。

 

室外機と猫の数を数える路地裏。

錆びた配管がオレンジに滴る。

どこに繋がるかなんて話し合って、

カメラで撮る後ろ姿を思い出しながら。

 

僕はここが好きだ。

秋桜というパン屋さん。

ゆっくり照る、山の肌が、

朧げに見た夢に重なる。

 

だった場所。美味しかった味。

今は無機質な車が並んでいる。

君を思い出す。君の香りを、

君の匂いをまた嗅ぎたい。