なぎたその音楽と戯言

音を楽しむ、言で戯れる

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

水心の鍵

移り行く 伊吹山の色合いが いつの間にか 霞掛かって来始めた 水面に映る 上弦の月が 君の頬を 優しく照らしていた 吐息は白く 澄んだ香りがする 僕の右肩に 少しの想み 体温が伝わる 音は静かに 目を閉じ 笑った 世界にふたりだけだと 信じさせた

欠けた存在、解けた考察

君のように 強くなるように 別の幸せを 求めてしまったから ふたりの体温が 教えてくれる 君から貰った魔法で 輝いて見えた 傷から瘡蓋になった時に また逢う日まで sumika / 溶けた体温、蕩けた魔法【Music Video】

雲泥

声にならない言葉を選んだ 詩にならない形をつくった 心配性が映ったのかな 透き通ってはいないけど 「濁った水でも綺麗だね」と あなたはきっと、きっと言うよ

伝えて言って

僕の我儘で 終わるとき どこか安心を 覚えるのだろうか 「傷つかせたくない」は 欺瞞だ 傷つきたくないのは 僕の方だ 自由はひとりきり 孤独もひとりきり 言いたくないけど 言いたい あの涙は 決して 嘘じゃない