詩
君のように 強くなるように 別の幸せを 求めてしまったから ふたりの体温が 教えてくれる 君から貰った魔法で 輝いて見えた 傷から瘡蓋になった時に また逢う日まで sumika / 溶けた体温、蕩けた魔法【Music Video】
声にならない言葉を選んだ 詩にならない形をつくった 心配性が映ったのかな 透き通ってはいないけど 「濁った水でも綺麗だね」と あなたはきっと、きっと言うよ
僕の我儘で 終わるとき どこか安心を 覚えるのだろうか 「傷つかせたくない」は 欺瞞だ 傷つきたくないのは 僕の方だ 自由はひとりきり 孤独もひとりきり 言いたくないけど 言いたい あの涙は 決して 嘘じゃない
街を駆ける君の手を掴んで 離れないようにそっと握って 月と星が羨ましがってる 不意に止まって抱き締めて 夜はまだ肌寒いねって 話しても 離さないでねって
ほらまた考えてる ネガティブなこと考えてる 動けないなら動かなくていい 余裕が出るまで待てばいい 動けるときに のんびりと 人生みんな 男も女も 最期には 帳じりが合うようになっている
今の自分を見つめてみる 欲求の満たし方を教えてくれ 壊れた乱し方なら解るのだけど 人の目なんか気にしないで 今の自分は何がしたい 正直に、馬鹿に生き抜いて死ね
一週間の喧しさも静かになり 太陽が風邪を引いたみたいに涼しくなる 夏の終わり、恋の始まり 夏の記憶、君との思い出 さよなら、これからはよろしく
好きなことより 嫌いなことを教えて あなたの考えを聞かせて 得意なことより 苦手なことを教えて あなたの考えを聞かせて 僕の考えは 話し尽くしたよ 次は あなたの考えを聞き尽かせて
ずっと 思う あなたを ずっと 遠くの 同じ空の下 始まる朝も 終わる夜も 暑い夏の日も 寒い冬の日も 何してるかな 何してるかな 静かに淡々と 懐い出は消えて 僕はあなたを ずっと想う
梅雨が過ぎて 気持ち良い空 視界の隅に 雲が住んでる 香ばしい匂い 熱気が上がる 街の音を蝉の声で描き消した 僕と君だけの夏が始まる
傘が自然と傾く、また左肩が滲みる 君の濡れた声でできた水溜まりを越えた この雨は、天気が泣いてる 悲しくないよ、綺麗な露だ きっと感涙に咽び啼いている
楽しいとき、嬉しいときに思い出すのは 僕じゃなくていい ただ、 悲しいとき、辛いときに思い出すのは 僕でいてほしい 思い出す人が変わったら、 それは恋が終わった証拠なんだ