なぎたその音楽と戯言

音を楽しむ、言で戯れる

M. 僕の身つくる月と太陽

 

作った欠片達は 無視できないで

僕の頭を占拠して 逃がしてはくれない

真実だけを知った子は 大きくなり

僕は 初めての愛の理由を 教わった

未来へ希望を 見い抱した君は

嘘つきだと 吐き捨てて 消えていった

瑞を浴びて起こした 朝日が

心を突き指して 痛く熱く滲んでいた

僕は貴方をいつも書いている

忘れないように 忘れてしまわぬように

僕だけが得た 太陽に感謝を継げて

鏡に映った月を前に 後ろ向きに歩いている

 M