君の考えについて調べた。
本にもネットにもなくてさ。
人気に模様などないさ。
柄にもなく踊ってみただけ。
気の迷いで片付けてしまう。
損な世界だね、こんな気持ち。
大切にしなよ、自分の考えを。
一つとして同じものはないから。
満開になって、告げようよ。
好きも嫌いも大事なことだろう。
残ったものを数えて、
数え終わる頃に、分かることだから。
寝ずに朝になって、確かめた。
当然、僕が悪いよ。わかってる。
今夜は雨模様みたいだって。
傘を置いて、髪を濡らした。
積もる話は、いつか解けるか。
芽吹く先に閉じた僕の思考。
ニットとセーターの2人と恋。
ノルディック柄も、かわいいよ。
白銀になって、色付けようよ。
酸いも甘いの日常も、残るから。
枯れた落ち葉を拾って、
もう一度、落としたら分かるから。
騙したマスクに、涙の滴が滲みる。
淡白な色彩、季節を待たずに、
カモフラージュしたつもりだった。
フェアに戦い、縞を繋げてさ。
満開になって、告げようよ。
残したものを、大切にするよ。
溶けて流れても、
ただただ、見つめているから。