なぎたその音楽と戯言

音を楽しむ、言で戯れる

始まりと詠む

さあ、終わりを始めよう

screyou

笑えない世界に 中指を

愛図と地

君の隣を歩くのは 僕じゃない

麻薬取締裁判所

毒を盛って 毒を制す

恋に落こる

ウケるね 頭の中 君ばっかりで

"adult liqueur" 作者の考察と解説

大人は誰だって子供のまま大人になる

adult liqueur

つまみにするめ、独毒々

相思奏愛

相手を思い、愛を奏でる話

ラブラブコール

今は「会いたくない」が最高の告白

君 no 大切な人

僕の大切な人、君の大切な人

春の詩織り

春の香り、君と乖離、あの時の栞

忘却曲線

一昨日の晩御飯は忘れるのに。

虫の知らせ

意味:悪い予感。最期の報告。

朝の拠る

意味:朝の暗いうち。未明。

君と常備薬

誰しも 誰かの 消耗品

clincher

意味:殺し文句

M. 僕の身つくる月と太陽

作った欠片達は 無視できないで 僕の頭を占拠して 逃がしてはくれない 真実だけを知った子は 大きくなり 僕は 初めての愛の理由を 教わった 未来へ希望を 見い抱した君は 嘘つきだと 吐き捨てて 消えていった 瑞を浴びて起こした 朝日が 心を突き指して 痛く…

N. 凪に慣れない

僕を 見失った人から どうか幸せになって なんて 暴言を吐かれて 測られた 幸せの意味を 探す途中で 雨が降る 海の月を見た 欠けた願いを 神様は 余所見した 雲が抜け 雨が止んで 無風が続き 喧騒させた海の心が 落ち葉のように ひらひらと堕ちていく 僕はま…

A. 昇り月、君降る夜

同じ月を 見ているだろうか 君は何してるかなんて 想像してみて 僕は ミルクティーを飲んだ 時間は ほのかに甘く流れて 温度は しばらく上がっていく 雲の流れを 指で追って 君の嘆きを 今、知った 術を探して 無力を知った A

水心の鍵

移り行く 伊吹山の色合いが いつの間にか 霞掛かって来始めた 水面に映る 上弦の月が 君の頬を 優しく照らしていた 吐息は白く 澄んだ香りがする 僕の右肩に 少しの想み 体温が伝わる 音は静かに 目を閉じ 笑った 世界にふたりだけだと 信じさせた

欠けた存在、解けた考察

君のように 強くなるように 別の幸せを 求めてしまったから ふたりの体温が 教えてくれる 君から貰った魔法で 輝いて見えた 傷から瘡蓋になった時に また逢う日まで sumika / 溶けた体温、蕩けた魔法【Music Video】

雲泥

声にならない言葉を選んだ 詩にならない形をつくった 心配性が映ったのかな 透き通ってはいないけど 「濁った水でも綺麗だね」と あなたはきっと、きっと言うよ

伝えて言って

僕の我儘で 終わるとき どこか安心を 覚えるのだろうか 「傷つかせたくない」は 欺瞞だ 傷つきたくないのは 僕の方だ 自由はひとりきり 孤独もひとりきり 言いたくないけど 言いたい あの涙は 決して 嘘じゃない

京の秋は釣瓶落とし

街を駆ける君の手を掴んで 離れないようにそっと握って 月と星が羨ましがってる 不意に止まって抱き締めて 夜はまだ肌寒いねって 話しても 離さないでねって

一回休み

ほらまた考えてる ネガティブなこと考えてる 動けないなら動かなくていい 余裕が出るまで待てばいい 動けるときに のんびりと 人生みんな 男も女も 最期には 帳じりが合うようになっている

今、欲壊

今の自分を見つめてみる 欲求の満たし方を教えてくれ 壊れた乱し方なら解るのだけど 人の目なんか気にしないで 今の自分は何がしたい 正直に、馬鹿に生き抜いて死ね

終始夏恋

一週間の喧しさも静かになり 太陽が風邪を引いたみたいに涼しくなる 夏の終わり、恋の始まり 夏の記憶、君との思い出 さよなら、これからはよろしく

聞き尽くす

好きなことより 嫌いなことを教えて あなたの考えを聞かせて 得意なことより 苦手なことを教えて あなたの考えを聞かせて 僕の考えは 話し尽くしたよ 次は あなたの考えを聞き尽かせて

おもい

ずっと 思う あなたを ずっと 遠くの 同じ空の下 始まる朝も 終わる夜も 暑い夏の日も 寒い冬の日も 何してるかな 何してるかな 静かに淡々と 懐い出は消えて 僕はあなたを ずっと想う

出逢い、葉月。

梅雨が過ぎて 気持ち良い空 視界の隅に 雲が住んでる 香ばしい匂い 熱気が上がる 街の音を蝉の声で描き消した 僕と君だけの夏が始まる